スマイルゼミを契約し続けて早数年、
子供たちもスマイルゼミでの学習に慣れてきたこともあり、
標準クラスから、発展クラスにグレードアップしました。
中学受験も考えてない我が家に、
発展クラスは難しいかもしれない・・・と思ってましたが、
発展クラスって、標準クラス+α。
問題数が増えるという面では、悪く有りませんでした。
スマイルゼミ「標準クラス」とは、何が違うのか?
契約してみて気づいた点をまとめておきます。
もくじ
標準クラスと発展クラスの料金
スマイルゼミの小学生コースには、
「標準クラス」と「発展クラス」が有り、
発展クラスの方が、料金が約20%ほど高額。
だから、より悩むのです。
他社タブレット教材では、難易度による値段の違いは無し。
Z会タブレットコースは、一律料金であり、
進研ゼミの小学講座「チャレンジタッチ」では、
「標準コース」と「挑戦コース」で料金も一緒なのです。
→スマイルゼミとチャレンジタッチ、両方契約して気づいた大きな違い
毎月払いの比較
年齢 | スマイルゼミ 標準クラス | スマイルゼミ 発展クラス | 進研ゼミ チャレンジタッチ | 名探偵コナンゼミ (教材配送) | Z会 タブレットコース |
---|---|---|---|---|---|
小学1年生 | ¥4,268 | ¥5,038 | ¥3,680 | ¥2,420 | ¥3,520 |
小学2年生 | ¥4,510 | ¥5,610 | ¥3,680 | ¥2,530 | ¥3,960 |
小学3年生 | ¥5,170 | ¥6,380 | ¥4,490 | ¥3,080 | ¥7,040 |
小学4年生 | ¥5,830 | ¥7,040 | ¥4,980 | ¥3,740 | ¥7,590 |
小学5年生 | ¥6,710 | ¥7,920 | ¥5,980 | ¥4,290 | ¥8,250 |
小学6年生 | ¥7,260 | ¥8,470 | ¥6,440 | ¥4,620 | ¥8,800 |
12ヶ月払いの比較
年齢 | スマイルゼミ 標準クラス | スマイルゼミ 発展クラス | 進研ゼミ チャレンジタッチ | 名探偵コナンゼミ (教材配送) ※割引無し | Z会 タブレットコース |
---|---|---|---|---|---|
小学1年生 | ¥39,336 | ¥45,936 | ¥35,760 | ¥29,040 | ¥35,904 |
小学2年生 | ¥42,240 | ¥52,800 | ¥35,760 | ¥30,360 | ¥40,392 |
小学3年生 | ¥50,160 | ¥62,040 | ¥44,880 | ¥36,960 | ¥71,808 |
小学4年生 | ¥58,080 | ¥69,960 | ¥53,160 | ¥44,880 | ¥77,412 |
小学5年生 | ¥68,640 | ¥80,520 | ¥63,840 | ¥51,480 | ¥84,144 |
小学6年生 | ¥75,240 | ¥87,120 | ¥68,760 | ¥55,440 | ¥82,280 |
そして、スマイルゼミは、
「発展クラス」にしても英語の内容は変わらないので、
英語を強化するなら「英語プレミアム」というオプション講座も必要となる。
「標準クラス」と「発展クラス」だけでなく、「英語プレミアム」という悩み。
英語プレミアムは、英語の上級コースというよりも、
英語に慣れるのが目的のオプション講座。
他で英語学習をしているなら要らないとも感じました。
→スマイルゼミ英語プレミアムのメリット・デメリット。英語オプションを解約した理由。
ちなみに、スマイルゼミの幼児コースには、難易度選択は無く、
小学生コースに比べると基本の講座数も少ないです。
→「スマイルゼミ(幼児コース)」を契約して気づいたメリット・デメリット
中学生になると「標準クラス」と「特進クラス」となり、
特進クラスでは、標準クラスの約2倍の料金へ。
難関校向けの入試対策講座となり、先取り学習も多くなります。
発展クラスで増える問題数
発展クラスといえど、全ての問題が難しくなるわけではなく、
標準クラスの講座に、発展クラスの問題が追加されるのです。
講座数が2割ほど増加。子供が毎月やるべき問題数が多くなります。
発展クラスを契約することにより、更に難しい問題が増えます。
左上に「ちょうせん」と書いてあるのが発展クラスの講座です。

例えば、標準クラスでは7講座だったのが、発展クラスでは10講座となるのです。

実際どれくらい増えるのか?参考までに9月講座では、
小学生5年生の国語では、10講座→13講座へ。
小学生3年生の国語では、9講座→12講座へ。

小学生5年生の算数では、10講座→12講座へ。
小学生3年生の算数では、11講座→14講座へ。

小学生5年生の理科では、3講座→5講座へ。
小学生3年生の理科では、4講座→6講座へ。

小学生5年生の社会では、6講座→7講座へ。
小学生3年生の社会では、4講座→6講座へ。

標準クラス+20%の講座数という認識で間違いないかと。
理科、社会では、元々の問題数が少ないので、
発展クラスで増える問題数も少なめ。

標準クラスには英語科目もありますが、
英語の講座は発展クラスでは増えません。
これは英語のオプション講座「英語プレミアム」が有るからだと思う。

その他の講座では、漢検ドリル、計算ドリルの内容も変わりませんし、
プログラミングや、学力診断テストといった特別講座も、
標準クラスと変わってませんでした。

全国学力診断テストも同じ内容なので、
逆に、標準クラスだと、このテストは難しい気もしました。

うちの子、発展クラスで頑張ってますけど、
高学年になってから100点は・・・とったこと無いですね。
発展クラスの難易度
スマイルゼミは、標準クラスの問題もそこそこ難しいのですが、
発展クラスの問題は、更に難しく、
学校で習う以上の問題も増えます。
習ってない問題や応用問題も多く、
中学入試で出るような問題も有る。
塾に行ってなければ出来ないような問題・・・
というわけで、親の力が必要になることが増えました。
スマイルゼミって解説も弱く、いきなり問題ってパターンが多いので、
習ってない問題だと、ヒント見ても分からない、
わからないまま回答するしか無いのです。
発展クラスだと、解説が多くなる・・・ような記述も見かけましたが、
とりあえず間違えて解説を見るパターンは変わらずです。
「きょうのミッション」では、発展クラスの問題もランダムに入ってくるので、
そのタイミングで習って無い問題が来ると、
分からない、聞いてない、知らない・・・で時間が止まる、
タブレット抱えたまま、子供が眠ってることも増えた気がします。
スマイルゼミに限らず、小学生高学年では内容が高度になるので、
第三者のサポートがないと理解するのはきつくなってきます。
正直、保護者が教えるのも難しくなってくるので、皆塾に通うわけですね。
解説においてプロの講師にも敵うものはない・・・というわけで、
我が家はスタディサプリにて解決。
超一流講師の授業が受け放題、塾のオンライン授業よりも良いからホント。
→スタディサプリ小学講座を契約して気づいたメリット・デメリット
発展クラスの学習時間
発展クラスで、1日の勉強時間は増えるわけではなく、
日々の取り組み「きょうのミッション」での問題数も変わりません。
1日の学習時間は、15分~20分程度と標準クラスと大差無いのですが、
月に学習する日数は大幅に増えてました。
標準クラスでは、月15日~20日の学習日数でしたけど、
発展クラスで20日~25日へ。月間の学習時間が1.5倍となるのです。


あと、標準クラスでは、
「きょうのミッション」に過去の復習問題が出ることが多かったのですが、
発展クラスでは、新しい講座が出ることが多くなりました。
そもそもの講座数が違うので、
毎日やってたら「標準クラス」では問題数が足らなくなるのです。
同じ問題を繰り返すってことは、別に悪いことでは有りませんけども、
一度やった問題は簡単・・・というよりも答えを知ってるのよね。
発展クラスの解約方法
標準クラスと発展クラスは、月単位で切り替えられるのですが、
発展クラスを解約する場合は、電話連絡が必要です。
標準クラスから、発展クラスへの変更は、
オンラインの会員専用ページ「みまもるネット」から簡単に切り替え可能。
※申し込んだ翌月から発展クラスとなります。
で、発展クラスから標準クラスへ、レベルを下げる場合は、
会員ページからは手続きができず、電話連絡が必要となります。
標準クラスへの変更をクリックすると・・・

いつもの、スマイルゼミサポートセンターに電話してってやつ。
本解約と同じパターンです。

電話では、電話番号、保護者の氏名、生年月日と、
保護者の本人確認が必要であり、受付時間も10時~20時まで、
電話では多少なりとも待つわけで、
正直、気軽にオプション解約できるとは言い難いです。
これは、英語オプションの「英語プレミアム」も同じであり、
スマイルゼミの解約方法も同じです。
申込は簡単、解約は電話解約のみ。あんまり良いイメージ無いですね。
→スマイルゼミの解約方法と注意点。退会後のタブレット活用方法。
スマイルゼミ発展クラスとZ会の分岐点
スマイルゼミで発展クラスを契約するなら、
Z会のタブレットコースでも良いのではないか?ということで、
上の子供は、Z会も新たに契約してみました。
小学3年生からは、スマイルゼミの発展クラスよりも高くなりますけど、
英語プレミアムを付けるなら、Z会の方が安くなるのですよね。
※チャレンジタッチは、格安で英語コンテンツも豊富なのだけど・・・
肝心なタブレットが微妙でした。
→スマイルゼミとチャレンジタッチ、両方契約して気づいた大きな違い
毎月払いの比較
年齢 | Z会 タブレットコース | スマイルゼミ 発展クラス | スマイルゼミ 発展クラス+英語 | 進研ゼミ チャレンジタッチ |
---|---|---|---|---|
小学1年生 | ¥3,520 | ¥5,038 | ¥5,828 | ¥3,680 |
小学2年生 | ¥3,960 | ¥5,610 | ¥6,400 | ¥3,680 |
小学3年生 | ¥7,040 | ¥6,380 | ¥7,170 | ¥4,490 |
小学4年生 | ¥7,590 | ¥7,040 | ¥7,830 | ¥4,980 |
小学5年生 | ¥8,250 | ¥7,920 | ¥8,710 | ¥5,980 |
小学6年生 | ¥8,800 | ¥8,470 | ¥9,260 | ¥6,440 |
12ヶ月払いの比較
年齢 | Z会 タブレットコース | スマイルゼミ 発展クラス | スマイルゼミ 発展クラス+英語 | 進研ゼミ チャレンジタッチ |
---|---|---|---|---|
小学1年生 | ¥35,904 | ¥45,936 | ¥54,096 | ¥35,760 |
小学2年生 | ¥40,392 | ¥52,800 | ¥60,960 | ¥35,760 |
小学3年生 | ¥71,808 | ¥62,040 | ¥70,200 | ¥44,880 |
小学4年生 | ¥77,412 | ¥69,960 | ¥78,120 | ¥53,160 |
小学5年生 | ¥84,144 | ¥80,520 | ¥88,680 | ¥63,840 |
小学6年生 | ¥82,280 | ¥87,120 | ¥95,280 | ¥68,760 |
Z会タブレットコースは、iPadを使うということで、
システム的な部分を懸念していましたが・・・
Z会の専用アプリは、App Storeに登録されているし、
Apple Pencilの書き心地も最高。iPadでちゃんと使えるのでした。

Z会タブレットコースの凄いところは、
Z会の紙教材と違って、スタンダード、ハイレベルの選択が無く、
子供の学習力によって、自動的に問題が変わること。
難しくならないのです。
国語、算数、理科、社会、英語、総合学習、プログラミング学習と、
全てセットの価格であり、料金プランも一つだけ。
担任指導者による添削、学習指導も有る。
1人1人に有った学習ができる・・・ってのも有るけど、
できる子供ほど割安なんじゃないかなと。
→Z会小学生タブレットコースを契約して気づいたメリット・デメリット
Z会のタブレットコースって、iPadが必須なのだけど、
スマイルゼミやチャレンジタッチのような専用タブレットは不要。
実際のところ、タブレット価格も大差無いのです。
専用タブレット料金
スマイルゼミ | チャレンジタッチ | |
---|---|---|
初回タブレット料金 | 一括:10,978円 分割:1,078円×12回 (合計12,936円) | 無料 ※6ヶ月以上受講 |
保証オプション | 1年一括:3,960円 分割:330円×12回 ※修理時+6,600円 | 12ヶ月:1,860円 6ヶ月:1,050円 1ヶ月:190円 ※修理時+3,300円 |
解約時の違約金 | 12ヶ月未満:7,678円 6ヶ月未満:32,802円 | 6ヶ月未満:9,900円 ※最低2ヶ月契約 |
タブレット定価 ※過去に受講 ※追加購入 | 43,780円 | 19,800円 |
Z会の何が素晴らしいってのは、
料金体系もシンプルであり、タブレットで契約も縛らない、
オンラインで簡単に解約も可能・・・通信教育の悪しき慣習が無い。
→Z-KAI(Z会)の解約方法。通信教育コースを退会する際の注意点。
企業としてユーザーに親切であり、
教育の何たるか?をしっかり考えてること。
成績が良ければ良いわけじゃない。
そう体現しているようにも感じました。
幼児コースも玩具で釣らない。なんか徹底してますよね。
→Z-KAI(Z会)幼児コースを契約して気づいたメリット・デメリット
タブレット教材も、1人1台購入しなければならないとか、
再入会で再購入しなければならないっていう、意味不明なルールも無いし、
タブレットでの縛りも無いから、ホント何でもできる。
iPadって世界最高峰企業が作るの、素晴らしい端末ですからね。

他社の通信講座、スタディサプリ、ワンダーボックス、漢検、英検アプリ・・・
マインクラフトって素晴らしいプログラミング教材まで。
iPadなら家族で格安に遊べるのです。
※参考→マインクラフトの種類と選び方。ソフト価格、オンラインマルチプレイ料金の違い。 | ツカツカCAMP
英語のリスニング教材も、動画配信サービスがコスパ最高。
月額1,000円程度で、英語聴き放題、幼児の英才教育にもオススメです。
※参考→英語学習にオススメの動画配信サービス。英語字幕、英語機能の違い。 | 俺の動画。
我が子は、iPadのProcreateでイラストも描くようになっちゃって、
LINEスタンプとかも意外と簡単に作れますからね。
→子供の描いた絵とiPadでLINEスタンプ作る方法。手書きイラストから販売までの流れ。

遊ばないように子供に制限する。果たして教育とは何なのか?
分からないから勉強も怖いし、
親も理解してないから、ITって怖いんですよね。やっぱり。
スマイルゼミ発展クラスの感想
スマイルゼミの発展クラスは、
標準クラスより難しい問題が増えるオプション。
2割ほど問題数が増えるので、料金も2割増し。
毎日しっかりやるとなると、
標準クラスでは問題数も足らないので、
発展クラスにしても良いかなとは思います。
ただ、月単位で切り替えられるわけで、
標準クラスを試して物足りなければ・・・という感じで遅くは無いと思う。
塾に行っていない子供には、ちょっとむずかしいし、
親のサポートも少なからず必要になります。
かといって、受験対応しているわけではないので、
塾に行っている子供なら、不要な気もしました。
いずれもオプション講座であり、
料金も格安故に、内容もオマケ程度。
難易度は高いとはいえ、中学受験にも対応していませんからね。
これは英語プレミアムも同じ。
英語プレミアムも英語教材としてはライトな内容なので、
優先順位としては、発展クラス>英語プレミアムですね。
英会話に通ってる我が子は、英語プレミアムは解約しました。
→スマイルゼミ英語プレミアムのメリット・デメリット。英語オプションを解約した理由。
スマイルゼミは、
専用タブレット、英語プレミアム、発展クラス・・・と、
他社通信講座と比較すると料金は最高峰。
→スマイルゼミ小学生コースを契約して気づいたメリット・デメリット
これは幼児コースでも同じ。とにかく価格が高いのです。
→スマイルゼミ幼児コースを契約して気づいたメリット・デメリット
我が子は、3人の子供で契約しているわけで、
ちょっと見直した方が良い気もしました。