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タブレット通信教育の先駆けといえば「スマイルゼミ」。
タブレットを使った講座は、タブレット性能に大きく依存するわけで、
今回は、専用タブレット「スマイルタブレット」のスペックと価格コスパついて。
2022年度は、チャレンジタッチより「チャレンジタッチNext」が登場、
対するスマイルゼミの最新タブレットは「スマイルタブレット3R」。
実はコレ、2018年に出たデバイスなんですよね。
もくじ
歴代スマイルタブレットについて
スマイルゼミは、2012年12月にジャストシステムが開始したサービス。
従来の通信教育とは異なり、タブレット専門の通信教育サービスとなっています。
初代「スマイルゼミ専用タブレット」では、タッチペンが付属しない手でなぞるタブレットでしたが、
「スマイルタブレット2」でペン付きのタブレットへ。この頃は、ペン先が太い静電容量式です。
「スマイルタブレット3」より、画面も9.7インチ→10.1インチへ大型化。
静電容量式から電磁誘導方式のお絵描きタブレットへ進化。
パームリジェクション機能搭載の「手をついて書けるタブレット」になったわけです。
2018年「スマイルタブレット3」をマイナーチェンジした「スマイルタブレット3R」が登場。
これが2023年度スマイルゼミの最新モデルとなります。
サービス開始当初こそ、小学生コースと中学生コースでタブレット性能は異なりましたが、
2023年現在では、申し込み学年によるタブレット性能の差は有りません。
※チャレンジタッチは、申し込み学年により貰える機種がことなります。
→2023年チャレンジタッチ最新タブレットの違い。チャレンジパッド3、チャレンジタッチネオ、チャレンジタッチネクストの性能比較。
「スマイルタブレット3」から中学生コースも同じタブレットを使うようにもなり、
幼児年中~年長、小学生1年生~小学生6年生、中学1年生~中学3年生と、
幼児から中学生まで同じタブレットを使います。
2020年に開始した幼児コースも同じ「スマイルタブレット3R」でスタートしています。
- スマイルタブレット3R
- スマイルゼミ専用タブレット
- スマイルタブレット2
- スマイルタブレット2R
- スマイルタブレット3
- スマイルタブレット3R
- スマイルタブレットJH
- スマイルタブレットJH2
- スマイルタブレット3
- スマイルタブレット3R
スマイルタブレット3と3Rのスペック比較
2022年度の最新タブレットは、2018年に登場した「スマイルタブレット3R(型番SZJ-JS202)」となります。
公式サイトではスペック表記が無く、公式サイトのスマイルタブレット情報は、
2016年秋に発売された旧型「スマイルタブレット3(SZJ-JS201)」の情報のまま・・・
というわけで、手元の「スマイルタブレット3R」を参考に分かるスペック情報を抽出しました。
公式サイトの情報では有りませんので。参考までに。
スマイルタブレット3と3Rの違い
スマイルタブレット3R | スマイルタブレット3 | |
---|---|---|
本体価格 | 43,780円 | 43,780円 |
モデル | SZJ-JS202 | SZJ-JS201 |
メーカー | 京セラ | 京セラ |
登場年 | 2018年 | 2016年11月 |
OS | Android9 | Android5.1.1 |
外形寸法 | 高さ:180mm 幅:270mm 厚さ:10.2mm | 高さ:180mm 幅:270mm 厚さ:10.2mm |
CPU | Qualcomm APQ8017 Snapdragon 425 4core 1.4GHz | Qualcomm APQ8016 Snapdragon 410 4core 1.2GHz |
GPU | Adreno 308 500 MHz | Adreno 306 450 MHz |
RAM (メモリ) | 3GB | 2GB |
ROM (ストレージ容量) | 32GB | 16GB |
本体重量 | 約550g | 約560g |
ディスプレイ (解像度) | 10.1インチ (1280×800) | 10.1インチ (1280×800) |
ペン入力 | 電磁誘導式 | 電磁誘導式 |
タッチ パネル | 静電容量方式 (10指対応マルチタッチスクリーン) | 静電容量方式 (10指対応マルチタッチスクリーン) |
Wi-Fi (周波数帯域) | IEEE802.11 b/g/n (2.4GHz/5GHz) | IEEE802.11 b/g/n (2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | Bluetooth 4.1 | Bluetooth 4.1 |
カメラ 画素数 | 前面500万画素 背面500万画素 | 前面200万画素 背面500万画素 |
メモリー カード | microSD×1 ※SDXC 512GBまで | microSD×1 ※SDXC 512GBまで |
接続端子 | microUSB マイク端子 ACアダプター端子 | microUSB マイク端子 ACアダプター端子 |
スピーカー | ステレオ | ステレオ |
バッテリー 容量 | 6,000mA | 6,480mA |
付属品 | ACアダプター 専用カバー 専用ペン | ACアダプター 専用カバー 専用ペン |
Androidタブレット化 | 可能 | 可能 |
スマイルタブレット3も3Rも、ぱっと見の外観は同じ。
発売時期こそ2年ほど違いますが、スペックはそう大差ないです。
重量が微妙に軽くなり、インカメラの画質が向上・・・
その代わりバッテリー容量は微妙に少なくなっています。
- 重量:560g→550g
- インカメラ画素数:200万画素→500万画素
- インカメラ画素数:200万画素→500万画素
細かい違いとしては、デジタイザーペンが丸型から、三角形のタイプへ変更となりました。
いずれも電池不要のデジタイザーペン。書き心地は変わらないので持ちやすくなったくらいです。
ちょっと壊れやすいのが難点ですけども。
→スマイルゼミのタッチペン故障時の対処法。デジタイザーペンの保証期間と代用ペンについて。
チャレンジパッドとの比較
スマイルゼミのライバルと言えば、進研ゼミのチャレンジタッチ。
2022年度には最新の「チャレンジパッドNext」が登場。
で、スマイルゼミのタブレットと性能はどれくらい違うのか?
スマイルタブレットとチャレンジパッドの比較
スマイルタブレット3R | チャレンジパッドNext | |
---|---|---|
定価 | 43,780円 | 39,800円 |
初回タブレット料金 | 一括:10,978円 12ヶ月未満解約:+7,678円 6ヶ月未満解約:+32,802円 | 無料 ※6か月契約で無料 |
登場年 | 2018年 | 2022年 |
対象講座 | 幼児 小学生 中学生 | 新幼児年長 新小学生 新中学生 |
OS | Android | Android |
外形寸法 | 高さ:180mm 幅:270mm 厚さ:10.2mm | 高さ:約184.5mm 幅:約264mm 厚さ:約15.3mm |
RAM (メモリ) | 3GB | 不明 |
ROM (ストレージ容量) | 32GB | 16GB |
本体重量 | 約550g | 約630g |
ディスプレイ (解像度) | 10.1インチ (1280×800) | 10.1インチ (1920×1200) |
ペン入力 | 電磁誘導式 | アクティブ静電結合方式 Active Electro Static |
タッチ パネル | 静電容量方式 (10指対応マルチタッチスクリーン) | アクティブ静電結合方式 Active Electro Static |
Wi-Fi (周波数帯域) | IEEE802.11 b/g/n (2.4GHz/5GHz) | IEEE802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | Bluetooth 4.1 | 謎 |
カメラ 画素数 | 前面500万画素 背面500万画素 | 前面500万画素 背面500万画素 |
メモリー カード | microSD×1 ※SDXC 512GBまで | microSD×1 ※SDHC |
接続端子 | microUSB マイク端子 ACアダプター端子 | MiniUSB マイク端子 ACアダプター接続端子 |
スピーカー | ステレオ | モノラル |
バッテリー 容量 | 6,000mA | 不明 |
付属品 | ACアダプター 専用カバー 専用ペン | ACアダプター 専用カバー 専用ペン |
Androidタブレット化 | 可能 | 不可能 |
旧型端末「チャレンジパッド3」は正直酷いタブレットでしたが、
「チャレンジパッドNext」は凄い進化していました。
チャレンジパッドNextでは「手をついて書けるよう」になってしまい、
しかも、ワコムの技術まで採用されている。ホント書き心地良くなっちゃってますからね。
スマイルゼミよりも書き心地良いんじゃないか?っていう。画面も凄い綺麗ですからね。
→2023年チャレンジタッチ最新タブレット。チャレンジパッド3、チャレンジタッチネオ、チャレンジタッチネクストの違いと比較。
スマイルゼミは、性能以前にタブレット代も高額。
チャレンジパッドは、6か月利用したら無料で貰えるのに対し、
スマイルゼミは、初期費用10,978円(税込)も必要。
しかも、12か月未満の解約では追加で7,678円(税込)も徴収されます。
2023年度の教材で配布されるタブレット「スマイルタブレット3R」。
新タブレットって言ってますけど、2018年に登場したタブレットですからね。
ここ4年間はタブレット性能は更新されてないわけで・・・やっぱり割高かなと。
チャレンジパッドは、公式サイトに具体的なスペックが明記されていますが、
スマイルゼミのスマイルタブレット情報って記載が有りません。
せっかくスマイルゼミはAndroid化できるのに・・・ちょっとこれは困るのでした。
スマイルタブレットまとめ
そろそろスマイルタブレットも更新されるかと思いましたが、
2023年もスマイルタブレット3Rのまま。
ちょっと、チャレンジタッチとの差も開きつつあると感じました。
→【小学生】スマイルゼミとチャレンジタッチ徹底比較!両方契約して気づいた大きな違い。
スマイルタブレット、チャレンジパッドって専用タブレット故に、
スペックという点において限界が有る。
なんだかんでiPadが超高性能。iPadで学習できるZ会も間違い無い。
初期費用が不要ってだけでなく、通信教育特有の契約縛りも無い。
微妙なタブレットが増えないって利点も有る。
チャレンジタッチ、スマイルゼミと進んで・・・行きつく先は「Z会」なのでした。
→Z会小学生タブレットコース評判レビュー。契約して気づいたメリット・デメリット。
iPadなら、他社の学習アプリも一通り使えるし、
コスパ最高のオンライン塾「スタディサプリ」も受講できる。予備校潰しの通信教育。
アプリやアニメーションの教育には限界も有りますし、人気講師の授業は分かりやすくて面白い。
→スタディサプリ小学講座の評判レビュー。契約して気づいたメリット・デメリット。
いや、タブレットだけで完結するなら苦労しないのですけども、
結局のところ、内容が難しくなると人が教える必要も出てくるのですよね。
だから塾行くんでしょうけど「スタディサプリ」なら安上がり。
月額2,178円で、プロ講師のオンライン授業が受けられるってホント素晴らしいのでした。