電動アシスト自転車買いました。
パナソニックの「ギュットアニーズ」2015年モデルです。
同じ20型のタイヤで低重心設計のギュットミニDXと悩んだんですが、
私はギュットアニーズに決定。
→パナソニックのギュットシリーズ。ギュットミニDXと悩んだ結果、ギュットアニーズを選んだ理由。
ギュットアニーズの前は、パナソニックのビビに乗っていました。
以前、子供乗せタイプの電動自転車よりも、
普通の電動自転車を購入した方が安いって言いましたが・・・
→子供乗せ電動自転車は高くてデメリットが多い。チャイルドシートは後付けがオススメな理由。
それほど、大差ない値段になっておりました。
電動自転車が高騰?3人乗せが安くなったのか?
ギュットアニーズには、価格差の価値が有ると思います。
Panasonic(パナソニック) 2015年モデル ギュットアニーズ(Gyutto ANNYS) カラー:マットナイト BE-ENMA033-B チャイルドシート付き電動アシスト自転車 専用充電器付
子供乗せ電動自転車のギュットアニーズと、普通モデルのビビ。
どこが違って、どう良かったのか。
実際、購入して気付いた点です。
もくじ
バッテリー容量の違いは大きい。行動範囲が倍以上になる。
ギュットアニーズのバッテリー容量は、8.9Ahのリチウムイオンバッテリー。
前に乗っていたパナソニック ビビは、3.1Ahのバッテリー。
途中8.9Ahバッテリーに容量をUPしました。
→パナソニック電動自転車バッテリーの寿命と互換性。買い換えて気付いた注意点。
8.9Ahの大容量バッテリーのメリット
- 走行距離が変わり、行動範囲が広がる。
- 充電回数が減って、バッテリーを運ぶ手間が減る。
順次説明していきます。
走行距離が変わり、行動範囲が広がる。
アシストモードという物があり、ビビとギュットアニーズのモードは3種類。
「パワーモード」「オートマチック」「ロング(エコ)モード」
この中でも、実際によく使う「オートマチック」で比べてみます。
3.1Ahバッテリーので走行できる距離は、
オートマチックモードで・・・約12㎞。
実際の所、道路の起伏(アップダウン)も加わり、
片道5㎞の距離の往復で、バッテリーがもたない事が多い。
8.9Ahバッテリーで走行できる距離は、
オートマチックモードで・・・約32㎞。
東京駅~横浜駅くらいまで行けちゃう距離。
1回の充電で、行ける距離が長くなったので、
充電切れの心配がなく、遠くまで出かけることが出来る。
行動範囲が、ぐんと広がります。
「遠出=車」だったのが、電動自転車でも可能。
車で渋滞する道路でも、電動自転車ならスイスイ。
目的地に着くのが車より早く、駐輪する場所も選ばない。
駐車場って建物入口から遠いですからね。
車のようにショッピングモール内で渋滞する事も無い。
充電回数が減って、バッテリーを運ぶ手間が減る。
バッテリーって、小さく見えますが重量は意外と重たい。
3.1Ahバッテリーの重量・・・1.2Kg
8.9Ahバッテリーの重量・・・2.1Kg
3.1Ahバッテリーを使っていた時は、2~3日に一回のペースで充電。
8.9Ahのバッテリーに交換した今は、
充電回数が1週間に1回のペースに減りました。
バッテリーを抱えて子供を抱っこし、玄関までの階段の上り下り。
バッテリーの持ち運びって意外と大変です。
バッテリーの容量が多くなれば充電回数が減るので、
重たいバッテリーを持ち運ぶ手間も減る。本当に楽になりました。
タイヤが小さくて太い。メリットとデメリット。
ギュットアニーズのタイヤは20型。
パナソニック ビビのタイヤは26型。
タイヤの大きさが、だいぶ違います。
タイヤの太さも、違います。
ギュットアニーズは極太タイヤです。
タイヤを小さく、なおかつ極太にする事のメリット。
子供が乗っていても、安定感のある走行が出来るようになっている事です。
タイヤが小さい分、小回りも利きます。
我が家は、雨の日でも保育園送迎には電動自転車を使用。
→雨の日の保育園送迎に欠かせない雨具。自転車用レイングッズまとめ。
雨の日の走行にギュットアニーズを使用したら、ビビの時と全然違い、
太くて小さい20型タイヤは、濡れた路面でも安定感バッチリだったんです。
安心して保育園送迎が出来ました。
20型の小さめタイヤだと、単純に漕ぐ回数が増えたり、
ペダルが重くなったりすると勘違いしておりましたが、
さすがの電動自転車。
26型と20型で、ギア比が上手い事調整してあるので、
漕ぎ手の負担が増えるようなことは有りません。
デメリットとは、従来の自転車に使われているタイヤよりも太いので、
一般的な駐輪所にある、駐輪機にハマらない可能性が有ること。
自宅の駐輪スペースに、駐輪機のみの場合、
タイヤがハマるかどうか、事前に確認してからの購入をオススメします。
ハマらなかったら、自転車を止められなくなっちゃいますから。
前カゴが大きくて便利。
ギュットアニーズに付いている前カゴ。
パナソニック ビビに付いているカゴよりも、
見た目がカッコよく、しかも大きい。
- ビビの前カゴ寸法:幅34cm×奥行28cmくらい
- ギュットアニーズの前カゴ寸法:幅38cm×奥行30cmくらい
写真右が、ビビ。左がギュットアニーズです。
写真だとあまり伝わりにくいですが・・・・
ギュットアニーズの前カゴは、
箱入りティッシュと、トイレットペーパーが一緒に入ります。
これくらい大きい。
ビビの前カゴでは、無理です。
前チャイルドシートを付けると、前かごが見えないし届かない。
我が家は子供が2人いるので、
フロントにチャイルドシートを取り付けています。
ビビに比べると、ギュットアニーズはカゴの位置が低いため、
子供が前に乗っていたりすると、カゴの中身が見えずらい。
というか、見えません。
前かごが低いぶん、カゴも遠くなるので、
段差走行の時など、荷物がカゴの中から跳ねても、
手で押さえたり出来ません。荷物の飛び出しには注意です。
車高が低いので安定した走行が可能。子供の乗せ降しも楽。
ギュットアニーズには、後ろ乗せ用のチャイルドシートが初期装備されています。
ビビの様に普通の26型電動自転車だと、車体も高く、
後ろチャイルドシートの位置も、高くなっていました。
長女(4歳)が主に後ろに乗り、体重15Kgと大きくなってきたので
高い位置まで、抱っこしての乗せ降しは結構大変です。
ギュットアニーズは、車体が低い設計なっているので、
後ろチャイルドシートの位置も低い。
比べてみるとよくわかります。
右がギュットアニーズ。左がビビ。
この違い、大きいです。子供の乗せ降しが、スゴク楽。
上腕二頭筋への負担が違います。
チャイルドシートのバックルもOGKの様に、
上下分離しておらず、非常に付けやすい。
ちなみに、鍵はチャイルドシートの後ろに付いています。
スタンドを立てるとハンドルロック。てこの原理で楽らく駐輪。
チャイルドシートでは、不意に子供が動いたり、
子供の重さも加わり、止めているときは不安定になります。
子供が前後に乗っている時なんかは、不安定さは2倍。
ビビで、子供たちの乗せ降しをしていた時に、
電動自転車が転倒しそうになったことが、何度かありました。
そんな心配が、ギュットアニーズにしたら軽減です。
スタンドの安定感や、仕組みがスゴクいい。
子供が乗っていても楽に止められます。
右がギュットアニーズ。左がビビです。
ビビとは違い、スタンドの地面に触れている面が大きく、
てこの原理を利用して、自転車を持ち上げなくてもスタンドを立てられます。
スタンドを立てるのと同時に、ハンドルにもロックがかかる。
子供が前に乗っていたり、重い荷物がカゴに入っていても、
ハンドルが振られる心配もありません。
子供の乗せ降しが、以前よりも安全に行えちゃいます。
ハンドルロックは、完全にハンドルを固定していないので、
ハンドルの向きを直したい時などは、強めにハンドルを回すと、動きます。
その時「カチカチ」っと、ちょっと大きな音がしますが、正常なのでご安心を。
エコナビ液晶が見やすく、バッテリー残量が分りやすい。
バッテリー残量や、電動アシストのモードを変える為の液晶が、
ビビと、ギュットアニーズでは違いがあります。
前回乗っていたビビの液晶は、バッテリー残量とアシストモードを変えるボタン
ライトボタンのみでした。
バッテリー残量は、3段階での表示。
ギュットアニーズの液晶は「エコナビ液晶」というものになっています。
ギュットアニーズは「エコナビ運転」という機能があり、
アシストモードにもよりますが、走行状態をセンサーがよみとり、
自動で省エネ運転してくれます。
液晶の「ECONAVI」の所が、走行中
緑色に光っていたら「エコナビ運転」をしていることになります。
エコナビ運転も良いんですが、私はバッテリー残量が
「パーセント」「距離」「時間」の3種類の表示から分かること、
選べることの方が、ちょっとすごいと思いました。
これが「パーセント表示(%)」
これが「距離表示(km)」
これが「時間表示(分)」
電動自転車は、バッテリーが切れてしまったら、ただの重い自転車。
残りの距離とか、走行可能時間とか、パーセンテージとかで
バッテリー残量を見やすくお知らせしてくれる。
エコナビ液晶イイです。
遠くまで行ける安定感のある走り、ギュットアニーズは値段以上の価値あり。
ギュットアニーズ、市場価格で約13万円くらいします。
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値段は確かに高いですが、
ギュットアニーズは、子供を乗せる事を想定して造られた自転車という事。
- 後ろチャイルドシートが標準装備。
- バッテリーが8.9Ahの大容量。
- スタンドが安定、なおかつラクラク駐輪。
- 子供が乗せやすい。
- 走行時も安定感が有る。
- 液晶が進化して、バッテリー残量が見やすい。
- 前カゴに荷物がたくさん入る。
子供がいるママにとっては、イイ事ずくしの電動自転車。
バッテリーは8.9Ahと、大容量の物を使用。
走行距離も長く、バッテリー持ちも良し。
単品では約3万円ほどします。
Panasonic(パナソニック) バッテリー NKY450B02/Li-ion/25.2V-8.9Ah ブラック
標準装備のチャイルドシートも、約1.4万円。
Panasonic(パナソニック) カジュアル後ろチャイルドシート NCD354S→NCD363AS
子供乗せ用に考えられた機能の事も、合わせて考えたら
ギュットアニーズが、13万円は納得です。
むしろ、値段以上の価値はあります。
ですが、あくまでも安く電動自転車で3人乗りにしたい場合は、
パナソニックのビビシリーズだと
市場価格では、だいたい7~10万円で購入可能。
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それに、安く購入できるチャイルドシートでしたら
前後合わせて、1万円くらいでそろえられる。
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電動自転車と、チャイルドシート合わせて
上手くいけば10万円以内で、3人乗り自転車にはできます。
→子供乗せ電動自転車は高くてデメリットが多い。チャイルドシートは後付けがオススメな理由。
普通の電動自転車でも、3人乗りは可能ですから。
→普通の電動自転車で3人乗りにする。子供乗せチャイルドシートレビュー
下の子供は、まだ2歳。
卒園まで、あと5年近くあります。
まだまだ、電動自転車での送り迎えは必須デス。
荷物もたくさん入り、乗りやすい。
安全に走行できる安定感もある、
これからも、ガシガシ乗り回したいと思います☆