自転車用チャイルドシートの比較。後ろ乗せと前乗せモデルの違い。

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私の電動自転車は、前後チャイルドシートを付けています。

電動自転車を買い換えるとともに、チャイルドシートも買い換えてきたので、

なんとなく違いも理解できました。

 

前乗せと後ろ乗せの違いと、値段と性能の違い。

オシャレなチャイルドシートは・・・高いけど、

値段と機能は比例しないと感じました。

「前乗せ」と「後ろ乗せ」の違い

小さい子供は、前乗せチャイルドシートというイメージが有りますが、

どちらかを選ぶというなら、私は「後ろ乗せ」タイプを選びます。

 

前乗せのメリット

  • 走行中でも子供が見えるので安心
  • 子供の視界も開ける楽しい

前乗せのデメリット

  • 重心がハンドルに偏る
  • 使用できる期間が短い(12か月~48ヶ月)
  • 子供が窮屈
  • 大人も窮屈、足が当たる
  • 子供に風が当たる→冬は寒い

後ろ乗せのメリット

  • 走行が安定する
  • 使用できる期間が長い(12か月~72ヶ月)
  • 子供もゆったり座れる
  • 冬場は子供に風が当たらない

後ろ乗せのデメリット

  • 走行中は子供が視界に入らない

 

後ろ乗りチャイルドシートの方が、耐荷重が大きいので、

対応身長、対応年齢の幅も広く、使える期間が長いのです。

 

後ろ用のチャイルドシートが6歳くらいまで対応しているのに対し、

前用のチャイルドシートは、頑張っても3~4歳までが限界。

同じSGマークでも、後ろと前で耐荷重が違うのです。

 

前用チャイルドシート

  • 耐重量・・・15kg
  • 対応年齢・・・1~4歳位まで

後ろ用チャイルドシート

  • 耐重量・・・20~22kg
  • 対応年齢・・・1~6歳位まで

 

前乗せするよりメリットも大きく、

ハンドル操作、足漕ぎへの影響が無いし、バランスも崩しにくい。

後ろ側チャイルドシートの方が頑丈な作りなものが多く、

子供も乗り心地が良いのです。

 

普通の電動自転車ってハンドルのロック機能が無いので、

前乗せは、乗せる時もグラついて危ない。

後ろ側は自立スタンドでタイヤも固定されているので、

乗せる時にも安定してますからね。

後ろ乗せモデル

OGK ヘッドレスト付デラックスリヤキッズシート RBC-007DX3

後ろ用のチャイルドシートの定番モデル。

値段と機能を考えると、これが間違い無いです。

後ろ用チャイルドシートは、

対象年齢は1歳~6歳頃(20kg)まで。

身長は115cm以下まで、対応しているので、

年長さんまでは安心して乗れる。

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実際に、乗り心地も良いようで、寝てしまうことも多々有り、

寝てしまっても、脇にもしっかりガードが付いているので安心です。

 

背中のメッシュ部分を倒すと、買い物カゴにも変身します。

子供が乗らないときも役に立つ、

自転車でも買いまくれるって凄い便利なのです。

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OGK コンパクトリヤキッズシート RBC-009S3

旦那の電動自転車に、後ろ用チャイルドシート付けました。

簡易的なチャイルドシートで、

ヘッドレスト(後頭部保護パーツ)が付いていないタイプ。

長女は、このピンク色が気に入っている為、

お出かけの時、パパの自転車に喜んで乗っています。

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ヘッドレスト(後頭部保護パーツ)がないタイプですが、

後ろ用チャイルドシートも対象年齢は1歳~6歳頃(20kg)まで。

身長は115cm以下まで利用可能となってます。

こちらも背中のメッシュを倒すと、後ろカゴになる仕組み。

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Yepp Maxi Easyfit

ファッション性の高いチャイルドシートを求めて、

「Yepp(イエップ)」も購入してみました。

お値段3万円弱・・・海外製品なので凄い高額です。

Yepp Maxiと、荷台に取り付ける為の専用の金具(EASYFIT Carrier)がセットになった。

Yepp maxi EASYFIT setモデルです。

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こちらが、後ろキャリアに取り付けるためのアダプタ。

ネジで4か所固定するだけ。取り付けはイージー。

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後は本体のYepp Maxiを斜めに入れ込んで、固定するだけ。

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背面の白いレバーを回すだけで、

固定具が飛びてて、しっかりと固定される仕組み。

レバーを回す前は、引っ込んでいるけど・・・

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レバーを回すと、突起が飛び出てしっかりと固定されます。

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Yeppは、背面上部に握れる取っ手もついているので、自転車を動かしやすいし、

Yeppは、チャイルドシートを簡単に外せます。

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チャイルドシートは、専用の荷台(EASYFIT Carrier)に固定しているだけ。

白いレバーを回せば、簡単にチャイルドシートも外れるのです。

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お値段高いから、盗まれたら大変なんだけど、

カギも付属しており、取り外しレバーのロックもできるようになってます。

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普段子供のせ自転車として使わない場合は、チャイルドシートを外しておける。

チャイルドシートって汚れやすいから、簡単に外れて掃除できるのも素晴らしい。

 

見た目こそ最高なんですけど、実際の使い勝手はあんまり良くないです。

子供用のハンドルが無く、座面も小さいので、乗せる時に苦労する。

固定ベルトしないと不安定だし、足の固定も面倒なのです。

まぁ、周りがOGKばかりなので、差別化したい人向け。

機能よりも、ファッション性ですね。

ちなみに、Yepp Miniという前乗せモデルもあるので間違えないように。

前乗せモデル

OGK フロントベビーシート FBC-003S2

前乗り用のチャイルドシートでも定番のOGK。

一番値段が安いライトモデルです。

 

自転車のタイプを選ばないので、

私が使っている電動自転車にも、取り付けオッケーでした。

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フロントチャイルドシートは、

1歳頃から4歳頃(15kg)まで、身長は100cm以下まで、対応しているので、

次女(1歳9ヶ月の11kg)が乗ってます。

 

子供を乗せない時は、座面を前に折りたためるんです。

前面にスペースが空いて、漕ぎやすくなります。

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前後チャイルドシート後付けが、私の電動自転車3人乗りスタイルです。

パナソニック前用チャイルドシートNCD336

自電車の買い替えとともに、

パナソニックのヘッドレスト付前チャイルドシートに買い換えました。

普通の電動自転車から、子供乗せ自転車に変えたのです。

子供乗せ電動自転車と普通の電動自転車の違い。ギュット・アニーズレビュー。

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高さ調節可能でしっかり固定。取り付け位置の微調整も可能。

OGKの前チャイルドシートと、パナソニックの前チャイルドシート。

取り付け方法に、大きな違いも有りました。

 

OGKの前チャイルドシートは、

チャイルドシートについているフックを、ハンドルに引っかけて、

ハンドルステムにセーフティーロックというのを、はめ込んで取り付け終了。

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取り付け方法は、とても簡単なのですが、

セーフティーロックの金属が当たり、キズが付いてしまったり、

ちょっとぐらつきがありました。

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一方、パナソニックのチャイルドシートには、細かな付属品が結構あります。

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このパーツを使って、チャイルドシートを装着していきます。

まずは、取り付け部品A・Bを六角穴付ボルトで

ハンドルステムに取り付ける。

ボルトを締める時は、付属されてる六角レンチを使う。

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取り付け部品の位置で、チャイルドシートの高さが決まるので、

好みの高さになるように、微調整しながら取り付ける事が可能です

 

次にチャイルドシート本体を装着していきます。

本体を、取り付け部品Aの穴に差し込む。

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ハンドル掛けフックを、ハンドルに引っかけ、

プラスドライバーで、ネジをしっかり締めて固定します。

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OGKのチャイルドシートは、ハンドルに引っかけるフックは固定されてましたが、

パナソニックのチャイルドシートはフックが可動式

取り付け部品の位置に合わせて、細かな高さの調節が出来るようになってます。

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後は、本体と取り付け部品とを固定するために、

蝶ネジを取り付け。

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落下防止の蝶ネジも、ハンドル掛けフックに取り付けます。

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最後に足置き用のステップを、子供の足の長さに合わせて取り付けます。

ステップの高さも、3段階に調節が可能

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完成です。

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子供たちを乗せてみました。

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パナソニック純正ということも有り、見た目も統一感有り。

取り付け方法はOGKの物と比べると複雑で、

その分しっかり固定され、多くの箇所で調節が可能です。

チャイルドシートの高さが調節して付けられるのも凄い。

OGKは、ハンドルの位置と座面の位置が、ほとんど同じ。

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子供を乗せるとこんな感じ。

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ハンドルと座面の間のスペースが狭く、ハンドル部分に、膝が当たってしまう

さらに、乗せる時も下ろす時も、

靴がハンドルに当たって、引っかかっていました。

 

パナソニックは、ハンドル位置よりも、座面の方が下になっている。

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座面の位置が下がったことで、ハンドル位置と膝との間にスペースが出来ました

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横から見ても、スペースがあることがわかります。

膝もハンドルに当たらない。

靴も引っかからずに、乗せられるし下ろすこともできる。

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座面の大きさは、大差無いですが、クッションが違いますね。

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また、パナソニックの前チャイルドシートにして、座面の位置が下がった事で、

子供の頭が視界に入らず、前方がよく見えるようになりました。

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ただ、パナソニックの前チャイルドシートで、

座面の位置が下がったことで、漕いでる時に足が当たるようになりました。

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まぁ、この辺は一長一短ですけども、

やはり値段が高い方が、ガッチリ作られていますね。

チャイルドシート選びのポイント

子供って自転車で寝まくります。

前よりも後ろの方が乗り心地も良いようで、

後ろのチャイルドシートは、よりしっかりとしたモデルが安心。

後ろは見えないので、しっかり固定できないと怖いです。

 

ヘッドレストは有った方が良い。

3点ベルト、5点ベルト・・・ベルトの本数はどうでも良いけども、

しっかりと固定するのを忘れずに。

面倒なので、腰だけ固定ってやりがちですが、ホントに危険です。

一瞬で寝て、一瞬でチャイルドシートから落ちそうになった事も有りました。

 

チャイルドシートは、簡素化されたオシャレなモデルも多いですけども、

背もたれだけのチャイルドシートは、子供が怖がってました。

小さい子供ほど、手持ちハンドルも有った方が安心するし、

ステップ部分の長さは調整できないと困ります。

 

あと、そもそも自転車に取り付けられるか?ってのは確認も必須。

ハンドルの形状、リアキャリアの耐荷重とか。

片足スタンドの自転車にもチャイルドシートは取り付けられますが、

自立式のスタンドに交換しないと危険です。私は交換しました。

パナソニックの電動自転車「Panasonic EZ」を子供乗せモデルに改造してみた。

自転車用チャイルドシートまとめ

我が家には、2人の子供がいるので、

前と後ろの両方にチャイルドシートを取り付けて保育園の送迎をしていますが・・・

3人乗りするには、幼児2人乗りに対応した、子供乗せ電動自転車が必須なわけで、

結局のところ、これが一番乗りやすかったです。

子供乗せ電動自転車と普通の電動自転車の違い。ギュット・アニーズレビュー。

 

格安に済ませるなら、一般的な電動自転車にチャイルドシートを付けるという方法。

普通の電動自転車にチャイルドシートを後付け→子供乗せ自転車として使う理由

 

2人の子供の保育園の通園時期を考えると、

上の子が小学生に上がる年齢で、下の子が4歳になるので、

ギリギリ自転車で通園し続ける事が、不可能かもしれません。

お子さん同士の年齢が近い場合、

年齢が上がるにつれて、3人乗りは不可能になるかと思います。

 

お子さんを自転車に乗せる時は、ヘルメット装着も忘れずに。

面倒ですが、毎度シートベルトもシッカリと固定しましょう。

何かあってからでは遅いですから。

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