「まなびwith 小学生コース」と「名探偵コナンゼミ」の違い

2021年4月、まなびwith小学生コースが、
名探偵コナンゼミへとリニューアル。
ドラゼミ→まなびwith→名探偵コナンゼミへと変わったわけですが、
まなびwithから契約していた我が家は混乱。

値段は安くなりましたけど、
名探偵コナンゼミは、以前とは別物。
だいぶ内容も変わってましたので。

※2023年度より、PDFコースは海外在住者のみとなりました。
現在では、教材内容もサービス開始当初と変わっています。
新料金プラン「名探偵コナンゼミ」は、下記記事にてレビューしています。

→名探偵コナンゼミ評判レビュー。契約して気づいたメリット・デメリット。

以下、「名探偵コナンゼミ」のサービス開始当初の内容となります。
まなびwithから何が変わったのか？参考までに。

料金プランの変更

「まなびwith」では、通信教育コースのみでしたが、
従来の通信講座プラン「名探偵コナンゼミ 通信教育」と、
謎解きゲーム専門の「名探偵コナンゼミ ナゾトキ」の2つのサービスへ。

「通信教育」の内容も変わり、月額料金も大幅に安くなりました。
教材を配送しないPDF版まで有り、こちらは更に1,100円も安い。

「通信教育」と「ナゾトキ」のセットで料金表記されていますが、
「ナゾトキ」は、月額748円で単体契約も可能であり、
「通信教育」とセット契約しても割引は有りません。

名探偵コナンゼミには、オプション講座の類も無くなり、
まなびwithでのオプションコース「with Qubena（月額＋770円）」も、
2021年3月末で廃止となってます。

契約縛り、支払い方法の変更

まなびwithでは最低受講期間3ヶ月の縛りが有りましたが、
名探偵コナンゼミでは、1ヶ月から受講できるようになりました。
その代わり、長期契約の割引は有りません。

口座引き落とし、振込のみ対応だった支払い方法も、
クレジットカード払いの一択へ。
クレジットカードが無いと契約できなくなりました。

まなびwithの幼児コースは、クレジットカード払いに未対応なので、
全く別サービスという感じなのでしょうか？

→【サービス終了】まなびwith幼児コースを契約して気づいたメリット・デメリット

幼児コースも、いずれリニューアルするのかもしれませんね。

メインキャラクター変更

まなびwithでは、よくわからない卵キャラクターがメインでしたが、
名探偵コナンを題材に、キャラクターが変更となりました。

まなびwithでは、卵キャラ、男の子、女の子、
たまに登場する「ウィズ博士」、思考の達人ツールの「ワザ仙人」くらいでしたが。
コナンゼミでは、コナン、アガサ博士、歩美、光彦、元太・・・
というコナンの登場人物たちへ置き換わる。

ただ、教材自体の内容、教材デザインは、まなびwithと大差無く、
主に吹き出しキャラが、コナンのキャラへ変更という感じ。
例えば思考の達人ツールの「ワザ仙人」→「阿笠博士」に変わってました。

問題内のイラストは、以前のままだったりするので、
思ったよりコナン感は薄い気がしました。

メイン教材の変更

月額料金が安くなることで、教材も大幅に減少となりました。
理科と社会の冊子が無くなり、国語と算数の冊子のみ。
思考の達人ツールという冊子も付いてきますけど、
これは「まなびwith」時代でも有ったモノ。メイン教材の中に有った問題です。

まなびwithって、もともと教科書準拠では無いオリジナル教材。
理科と社会のテキストも年1冊でしたし、
英語も、おまけ程度の内容でしたからね。

理科と社会は、完全に無くなるわけではなく、
ワークブック内の「複合教科問題」で触れるかな？というレベル。
複合教科問題も以前から有りましたけど。

英語教材は、まなびwith時代と全く一緒。
低学年は、Great Fun Book。

高学年は英語ゲーム「スゴロクENGLISH」。
英語教材は・・・ものすごく微妙です。

添削テストは毎月→年2回へ

毎月の添削テストも年2回へ大幅減少。
8月号の「小学館思考力テスト」、
3月号の「学年末実力診断テスト」のみとなりました。
PDF版では添削テストはありません。

添削テストって、進研ゼミやZ会でも有るのですけど、
まなびwithでは作文問題が多く、
それに対しての返答も良かったんですけどね。

また、まなびwithでは郵送での提出でしたが、
カメラ撮影によるデータ提出に変更となりました。
切手を貼る手間、出費が無くなるのは良いです。

付録、玩具、まなび賞の廃止

テキスト以外の特典、付録、知育玩具は、ほとんど廃止となりました。
名探偵コナンを題材にした、謎解き付録「わくわく研究所」も有ったのですが、
名探偵コナンゼミでは「ナゾトキ」として独立したので、まぁ無くなるよね。

通信教育の教材配送でも、配送されるのはテキスト教材のみ。
他社のような入会特典や特別教材も無くなったのです。
まなびwithでは、色々もらえましたけど・・・

コナンゼミでは、初回から封書のみ。

旧「まなびwith」時代も、付録は少なく、
毎月の教材は、あんまり大差ないですけど。

唯一有ったのが、低学年教材でも立体パズル。「図形」教材の一つでした。

コナンゼミでは、知育玩具を使った教材が無くなり、
わくわく研究所と添削テストも無くなってます。

テキスト以外の教材が無いから、PDF版なんても有るわけで、
教材配送とPDF版の違いは、
年2回の「添削テスト」と「ひらめき平面図形パズル」のみですから。

Q.教材配送とPDF教材でサービスに違いはありますか

A.下記は教材配送のみのサービスとなります。PDF版ではご利用いただけません。

年に2回の添削テスト

小1コースの特別教材「ひらめき平面図形パズル」のお届け

→よくある質問｜コナンゼミ

「ひらめき平面図形パズル」って、ただのプラスチックの板、

紙工作で代用品も簡単に造れますので。

あと、「まなび賞」も無くなりました。
シールを集めて玩具に交換できる、進研ゼミの「努力賞」みたいな特典。
毎月の添削テストも無くなったので、まぁ仕方ない。

デジタル教材の変更

まなびwithは、タブレット＆紙教材を使ったコースであり、
デジタルコンテンツも豊富に有りましたが、
名探偵コナンゼミでは、このデジタルコンテンツも少なくなってます。

小学館の電子書籍（デジタルコンテンツ）も読み放題でしたが、
名探偵コナンゼミでは廃止へ。
以前は、名探偵コナンの理科ファイルや、学習まんがも見れたんですけどね・・・。

日々の進捗管理（自己申告）や、

問題プリントのダウンロードもできなくなっちゃいました。

名探偵コナンゼミで残ったのは、
ワークブックと連動した「まなびチャンネル」と、
知育ゲームの「ゲームボックス」。

まなびチャンネルは、教材の解説動画。
動画の内容は、まなびwithから変わらず・・・コナンは関係無し。

まなびwithで有ったアニメーションの解説動画は無くなってしまったたので・・・
動画数もだいぶ少なくなっちゃってます。

ゲームボックスも、まなびwithで提供されていたのと一緒でした。

名探偵コナンゼミには、新たに「ナゾトキ（月額748円）」が追加。
名探偵コナンを楽しむなら「通信教育」だけではダメなのです。

「ナゾトキ」は勉強というよりも、
名探偵コナンファンの為のゲームアプリという印象。
単体でも契約できるので、コナン好きならこれだけ契約するのも有りですね。

名探偵コナンゼミの変更点まとめ

「名探偵コナンゼミ」へと変更となりましたが、
メイン教材の内容は、従来の「まなびwith」のまま、
名探偵コナンのイラスト追加といった感じ。
そして、メイン教材以外の知育玩具が、全て無くなりました。
だから料金も格安なのですね。

メイン教材、デジタル教材と、
まなびwith時代の使いまわし感は否めず、
まなびwithそのままって部分も、散見しました。

名探偵コナンの「ナゾトキ」は、また別料金となっているし、
ナゾトキは通信講座というより、名探偵コナンファン向けの内容。
ブラウザアプリなので・・・そもそもの質も微妙です。

→名探偵コナンゼミ評判レビュー。契約して気づいたメリット・デメリット。

ただ、余計な特典が付かないのは良いですし、
「まなびwith」の教材内容は悪くなかったわけで、
内容そのまま名探偵コナンが解説してくれるというのが強いです。

名探偵コナンは、ウチの子供も大好きなので、
それだけで興味を持ってやってくれる。
好きなキャラクターが出てくるだけで、やる気になってくれる。
ホントそれだけなんですけど、それが何よりも重要だなとも感じました。

あと、1カ月だけで契約可能であり、解約も簡単ってのも素晴らしい。
子供の反応が微妙なら、すぐに辞められるから気軽に試したら良い。

→小学館の通信教育サービス「名探偵コナンゼミ」

「こどもちゃれんじ」や「スマイルゼミ」は、解約も面倒ですからね。
とりあえず試してから考えるでも良い気がしました。

→【小学生】スマイルゼミとチャレンジタッチ徹底比較！両方契約して気づいた大きな違い。