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日用品や、調理器具の品ぞろえに優れているアイリスオーヤマ。
調理器具シリーズ「KITCHEN CHEF」の中でも、気になる2種類のフライパン。
ダイヤモンドコートパン
セラミックカラーパン
どちらも、取っ手が取れる仕様で収納にも便利って物。
セラミックとダイヤモンドコート、フライパンコーティングの違いは?
IH対応、重量、価格・・・などなど。調べてみました。
もくじ
セラミックとダイヤモンドは、コーティングに違い有り
名前からお察しの通り、セラミックカラーパンと
ダイヤモンドコートパンの違いは、調理面の違いにあります。
セラミックカラーパンのコーティング
アイリスオーヤマの「セラミックパン」は、
フライパンの表面に、セラミックコーティングが施してあるモノです。
このツヤッとした感じが、セラミックコーティング。
アイリスオーヤマのセラミックカラーパンは、調理面が白色なのも特徴的。
また、セラミックカラーパンのラインナップすべてが、
IH対応(IH200V、IH100V)になってます。
もちろん、ガスコンロ、ラジエントヒーターなどの電気ヒーターも使用可能。
表面加工は、セラミック塗装加工になっており、
カラーも豊富で、ピンク、オレンジ、レッド、ブラウンの4色から選べます。
セラミックコーティングからは、遠赤外線効果が得られるようで、
食材の中心部に、熱が伝わりやすくなっているそう。
そのため熱伝導も良く、中火でも素早く熱がいきわたるから、
時短調理が出来る。
ガス代、電気代の節約にもつながる。
耐摩擦試験は、70万回クリアしているため、
料理がこびりつきにくく、お手入れも簡単にできる。
フライパンの形も一般的な、なべ底まで均一な厚みの物ではなく、
なべ底に厚みを持たせた、アルミダイキャスト底厚設計という物になっています。
なべ底に厚みを持たせることで、熱によるフライパンの変形を防いでくれる使用になってます。
ダイヤモンドコートパンのコーティング
アイリスオーヤマの「ダイヤモンドコートパン」は、
フッ素樹脂の中に、人工ダイヤモンドの粉を入れて
フライパンにコーティングしてあるもの。
セラミックコーティングとちがって、表面がキラキラしています。
ダイヤモンドコートパンには、IH対応と
ガスコンロ専用のIH非対応の2種類があります。
IH対応品とIH非対応のタイプはの違いは、はり底。
IH非対応は、はり底に、ステンレス鋼という物が付いていません。
IH対応品は、はり底に、ステンレス鋼が付いています。
ステンレス鋼が付いていることにより、IH対応になるようです。
フライパンの形は、なべ底が厚くなっている、鍛造プレスという形。
熱による変形に、強い作りになっています。
IH対応、IH非対応のどちらにも共通していることは、
コーティングが5層になっていること。
表面から
- トップコート
- ダイヤモンドコート
- アルミ
- ダイヤモンドコート
- トップコート
といった感じになってます。
コーティングは、どちらも一緒なので
IH対応と、IH非対応との
調理面の違いはありません。
ダイヤモンドをフッ素樹脂に混ぜることで、コーティングの強度が増し、
耐摩擦実験を30万回クリアしているので、摩擦にも強く、
食材がこびりつくのを、防いでくれているそう。
食材がくっつきずらいので、少ない油でも調理が可能。
油を使わなくても、調理が出来たりもします。
コーティングの間にアルミを挟むことで、
熱伝導が良く、中火でも十分な調理が可能。
ガスや、電気代の節約にもなり、時短調理もできる。
食材がくっつかないことで、焦げ付きを抑え
後片付けがとても楽。
「セラミックカラーパン」と「ダイヤモンドコーティングパン」
どちらも熱伝導が良いのは、同じみたいです。
耐摩擦実験の結果を比べると、
セラミックカラーパンの方が、摩擦には強い。
ママ目線だと、ダイヤモンドコートパンの
油を使わなくても、調理が出来るのは嬉しいところ。
カロリーオフにもつながるから。
重さと値段の違い。
コーティングが違う、セラミックカラーパンと
ダイヤモンドコートパン。
重さと値段は、どれくらい違うのでしょうか。
※価格は、アイリスオーヤマ公式通販サイトから引用。
セラミックカラーパンの重さと価格
セラミックカラーパンの素材は、
- 本体・・・アルミニウム合金(底の厚さは4.3mm)
- はり底・・・ステンレス鋼(クロム16%)(厚さ0.5mm)
フライパン
- 20cm・・・約520g(定価2180円)
- 24cm・・・約710g(定価2480円)
- 26cm・・・約840g(定価2680円)
- 28cm・・・約910g(定価2980円)
炒め鍋
- 24cm・・・約730g(定価2480円)
- 26cm・・・約780g(定価2580円)
鍋
- 16cm・・・約490g(定価2180円)
- 18cm・・・約640g(定価2480円)
- 20cm・・・約760g(定価2680円)
エッグパン
約22.5cm×約13.9cm×約5.5・・・約420g(定価1780円)
シリコンガラス蓋
- 16cm・・・定価1580円
- 18cm・・・定価1780円
- 20cm・・・定価1880円
- 24cm・・・定価2080円
- 26cm・・・定価2280円
- 28cm・・・定価2380円
マルチハンドル(セラミックパンシリーズ専用)
- 長さ約18.8cm×幅約4.1cm×高さ約5.8cm・・・約200g(定価1600円)
ダイヤモンドコートパンの重さと価格
ダイヤモンドコートパンは、IH200V、IH100VのIH対応タイプと
IH対応じゃない、ガスコンロ専用のタイプとの2種類があります。
IH非対応のガスコンロ専用タイプは、
単品の販売はなく、セット販売のみになっているので
単品の価格はありません。重さだけ書いてあります。
素材も、IH対応とガスコンロ専用で微妙に異なります。
IH対応
- 本体・・・アルミニウム合金(底の厚さ3.0mm)(底の厚さ5.0mmエッグパンのみ)
- はり底・・・ステンレス鋼
- 内側表面加工・・・ダイヤモンドコーティング
- 外側表面加工・・・焼付塗装加工
ガスコンロ専用
- 本体・・・アルミニウム合金
- 内側表面加工・・・ダイヤモンドコーティング
- 外側表面加工・・・焼付塗装加工
フライパン
- 20cm・・・約417g(定価2480円) IH非対応→約340g
- 26cm・・・約707g(定価2680円) IH非対応→約565g
- 28cm・・・約775g(定価2980円) ※IH対応タイプの単品のみでの販売。
炒め鍋
- 26cm・・・約718g(定価2980円) IH非対応→約635g
- 28cm・・・約775g(定価3180円) ※IH対応タイプの単品のみでの販売。
鍋
- 16cm・・・約419g IH非対応→約350g
- 18cm(IH非対応のみのサイズ)・・・約410g
- 20cm・・・約580g IH非対応→約500g
※お鍋は、IH対応・IH非対応どちらも
単品での販売はしていません。セット販売のみ。
エッグパン
幅約22.5×奥行約13.9×高さ約53cm・・・約430g(定価2000円)
※IH非対応のエッグパンはありません。
ガラス蓋(ダイヤモンドコートパン専用)
- 16cm・・・約280g(定価1880円)
- 18cm・・・約345g(定価1980円)
- 20cm・・・約420g(定価2180円)
- 26cm・・・約660g(定価2280円)
- 28cm・・・約730g(定価2480円)
マルチハンドル(ダイヤモンドコートパン専用)
長さ約18.7cm×幅約4.1cm×高さ約5.6cm・・・約200g(定価1480円)
※セラミックカラーパン、ダイヤモンドコートパン、どちらにも使えるハンドル。
セラミックカラーパンのほうが、フライパンのサイズが豊富にあります。
単品販売の種類も、フルで揃ってる。
重さで比べると、ダイヤモンドコートパンの方が
100~200g位、軽い。
単品の値段は、フライパンのサイズや、蓋、マルチハンドルなど
種類によって、200~300円ほどの違いはありますが、
セラミックカラーパンと、ダイヤモンドコートパンは、ほとんど一緒でした。
このシール蓋はどちらにも共通で使えるようです。
16~26cmまでのサイズ展開になってます。
セット販売価格の違い。
セラミックカラーパンのセット販売は全部で5種類。
ダイヤモンドコートパンのセット販売は、IH対応で6種類。
ガスコンロ専用で4種類あります。
セラミックカラーパン(IH対応)のセット販売価格。
3点セット・・・定価5480円
6点セット・・・定価6980円
9点セット・・・定価10800円
13点セット・・・定価15800円
14点セット・・・セール価格13800円
※ネット限定販売になります。
14点セットのみ、カラーが
ショコラとラズベリーの2種類になります。
ダイヤモンドコートパン(ガスコンロ専用)のセット販売価格。
3点セット・・定価3790円
6点セット・・セール価格6000円
9点セット・・・定価9504円
12点セット・・・定価13200円
ダイヤモンドコートパン(IH対応)のセット販売価格。
3点セット・・・2パターン。どちらも定価4980円
6点セット・・・定価7980円
9点セット・・・定価11980円
12点セット・・・セール価格11800円
13点セット・・・定価14800円
※ネット限定販売になります。
セットの値段は大して変わらない。
ガスコンロ専用のダイヤモンドコートパンセットは、
IH対応のダイヤモンドコートパンセットと比べて、約1000円の価格差。
ダイヤモンドコートパン(IH対応)と、
セラミックカラーパン(IH対応)にも、価格差があります。
定価になっている、13点セットで比べると
ダイヤモンドコートパンの方が、約1000円安い。
セラミックカラーパンのセットは14点セットで、
26cmのPEシールフタが付きますが・・・私はPE蓋って全く使わないです。
ZIPロックのように密封できるワケでも無い。フタも緩いです。
そもそも残ったら移し替えるし、作ってそのまま冷蔵庫に入れる事も無い。
コンロベタ置き鍋をそのまま突っ込むのも抵抗が有る。
冷蔵庫が汚れるし、透明アクリル板が微妙に傷ついたり歪むのも気になる。
鍋って重いし、意外と邪魔だから。
セラミックカラーパンが、ダイヤモンドコートパンセットと同じくらいの値段。
だったら、ダイヤモンドコートパンの方がお得じゃない!?
セラミックとダイヤモンドコーティングの注意点。
セラミックコーティングをしてある、セラミックカラーパン
ダイヤモンドコートをしてある、ダイヤモンドコートパン。
コーティングの性能を、長持ちさせるためには、
それぞれ注意点があります。
セラミックカラーパンの注意点
- 調理前には、適度な油を必ずしいて使用する。
- 中火以上の火加減は使用しない。
- 調理面が白いから、焦げ付きが目立つ。
- 急激に冷やしてはいけない。
- 食洗器が使えない
セラミックカラーパンは、調理の時に必ず油を引いておかないと
焼いたものが、くっつき易くなるようです。
セラミックカラーパンは、熱伝導が良いため、
強火で調理してしまうと、調理中の食材が焦げやすくなってしまう。
コーティングが傷む原因にもなる。
セラミックカラーパンの調理面は白いので、焼き物をしたとき、
焦げ付きが目立つ。
長く使っていると、茶色く変色してくる可能性がある。
調理して熱い状態のフライパンを、急激に冷やしてしまうと
セラミックコーティングが劣化してしまう恐れがあります。
セラミックカラーパンは、食洗器を使ってはいけません。
セラミックコーティングを、傷める原因になってしまいます。
セラミックカラーパンのコーティングを長持ちさせるために
金属の調理器具は使わない方がイイです。
ダイヤモンドコートパンの注意点
- 金属の調理器具は使えない。
- 中火以上の火加減で調理をしない。
- マルチハンドルの着脱で、外側の塗装が剥げやすい。
- 急激に冷やしてはいけない。
- 食洗器は使えない。
ダイヤモンドコーティングを傷めないためにも、
金属製の調理器具は使用しない方がイイです。
ダイヤモンドコートパンも、熱伝導が高いため、
強火で調理をしてしまうと、食材に火が通り過ぎてしまう恐れがあるのと、
コーティングを傷める原因にもなる。
マルチハンドルという取っ手の着脱によって、外側の塗装が剥げやすい。
調理は傷つかないので安心ですが。
調理後の熱い状態のフライパンを、急激に冷やすと
ダイヤモンドコーティングが、劣化してしまう恐れがあります。
食洗器での洗浄は、コーティングを傷めるので使用できない。
ほぼほぼ、
セラミックコーティングと、ダイヤモンドコーティングの注意点は一緒です。
コーティング使用というところで、注意点も重なるみたい。
セラミックコーティングの、調理する時は必ず油を使うという所は
気になる注意点です。
熱伝導が良く、油なしでの調理が出来るダイヤモンドコートパン。
くっ付かない点や、熱伝導の良さは、
セラミックカラーパンも、ダイヤモンドコートパンも一緒ですが、
そんな中でも、ダイヤモンドコートがイイと思った理由。
- セット価格がお得で、意外と安い。
- 油ナシでの調理が出来る。
- セラミックに比べ軽い。
油なしでの調理が出来る点が、気に入ったポイント。
油を使うんだったら、普通のフライパンでも出来る事です。
毎日使う物ですから、多少でも軽くて取り回しのいいものがイイ。
あとは、セラミックに比べ安く買える点も、嬉しいですから。
実際使ってみた感じ、ティファールと比べても全然優れています。
→アイリスオーヤマのダイヤモンドコートパン購入。ティファールとの比較レビュー。
利用して既に1年以上、追加購入もしてます。
セラミックかダイヤモンドか、悩んでいたので、
とても参考になりました
セラミックの14点セットか、ダイヤモンド13点セットで悩んでます。
ダイヤモンドを選んだ理由をハッキリ教えてくれたので、
こちらに気持ちが傾いたのですが、
セラミックのセットの方には26cmPEシールふたがあり、
ダイヤモンドにはこれがないのが気になります
バラで買おうとしてもなかなかない上に、
売ってても高くて送料までかかりますから大変です
メリットデメリットがまとまっていて比較しやすかったです!とても参考になりましたありがとうございます!
ダイヤモンドコートの方も結局油ないと焦げ付きは起こるので油はあまり気にしなくてもいいかな…と思います。
油が気になるならオリーブオイルに置き換えするので解消しますしね。
7年前の自分のコメントがありましたが、
どちらを買うか悩んだ挙句、結局両方買ってしまいました
両方使った自分の意見としては、断然ダイヤモンドがおすすめです
理由は、フッ素コートが剥がれてきて焦げ付くまでのフッ素加工耐久力が、
セラミックの方が10倍早く劣化したので
セラミックは数か月で油を敷いても食材がくっつくようになりましたね
同じ使い方をしてもダイヤモンドは数年もってます。さすがに新品同様ではないですが
それと管理人さんとおすすめ方向が違ってるみたいですが、
同じダイヤモンドコートでも、ティファールの方がかなり耐久力あります
(その代わりに、厚いのでめっちゃ重たいですが)
アイリスオーヤマより数年前に買ったティファールの方が、
未だに全然焦げ付かず、ほぼ購入当時のフッ素性能を維持してます
ティファールの方が高いので、ここら辺は値段相応だと思いました