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前回紹介した非常に便利な、サーモスのシャトルシェフ。
→真空保温調理器はお得で便利。サーモスシャトルシェフを買ってみた。
やりがちな事で、ちょっと危険。
いや、だいぶ危険な事があるんです!!!
THERMOS 真空保温調理器 シャトルシェフ 4.3L アプリコット KBF-4500 APR
食中毒、特に夏場は注意が必要です。
もくじ
保温調理は、いつまでも放置できるわけではない。
調理後の状況確認。こんなことしていませんか?
- 8時間以上の放置。
- 食事後そのまま保温。
お鍋はしっかり温めて保温したはず。
夕飯の残りでも温かいのが続くなら大丈夫じゃない。
温かいから、そのまま朝まで行ってまう?
いやいや、それは落とし穴。
絶対にやってはいけません。
シチューは一晩で腐敗する。腐る時間と温度の関係。
シャトルシェフの保温力は素晴らしい。
ですが!
必ず、お鍋の中の温度は下がってきます。
腐敗が進行する温度というのが
だいたい30~50℃くらい。
この温度に達した瞬間から
腐敗に適した温度の領域になります。
シャトルシェフは保温調理器。
腐敗に適した温度も
長時間、保ってしまうんですよ。
そうなったら、雑菌の活動も活発になり
どんどん腐敗が進行。。。
たった一晩で、作った料理が腐ってしまうんですね
食後のお料理も、ぬるい温度になっていませんか!?
腐敗に適した温度のまま、
保温器に入れてしまうと、朝には腐ってますから!
腐らず保温。気を付けたい事のあれこれ。
危険な状態になる前に
何に注意をしたら良いでしょうか。
以下、私が気づいた点です。
- 蓋を閉めた状態で、しっかりと煮立たせる。
- 味見後、保温調理する場合は再加熱。
- 食後の残りは、保温容器に入れたままにしない。
- 少ない量での調理はより気を付ける。
- 8時間以上は、できるだけ保温調理しない。
順次、解説します。
加熱、再加熱の重要性。具材の中まで火を通す。
雑菌の侵入を防ぐため、
お鍋の蓋の開け閉めや
味見をする時、気を付なければいけません。
ですが、味見するし、中は確認しますよね。
そんな時は、
入ってしまった雑菌を死滅させるために、
蓋を閉め、再加熱しましょう。
煮立ってからも数分は、加熱した方が良いです。
具材が大きいと、中まで火が通りませんからね。
お鍋が激アツアツのまま、保温調理できれば、
菌も繁殖できず、6~8時間は大丈夫なハズです。
食後のそのまま保温は超危険。
夕飯後に残った鍋の中のスープ。
家族で取り分けて、
食べ終わる頃には、ちょっと冷めたくらいの温度。
これは菌が繁殖する適温です。
このまま保温をしたら、腐る可能性はかなり高いです。
保温器から取り出しておくか、
安全の為、冷蔵庫での保管をおススメします。
特に夏場は腐敗が早いので、
冷蔵庫に入れる際にも、再加熱をした方が安心です。
長時間の保温調理と、少ない量での保温調理に気を付ける。
シャトルシェフは保温が効くので、放置しがちですが、
長時間の保温調理は、くれぐれもしない様に気を付けましょう。
長時間調理になってしまいそうなときは、
途中で一度再加熱です。
5分ほど煮立たせて殺菌。
それから、保温調理再開です。
また、鍋の中身が少ない時は、保温機能が低下しやすいです。
6~8時間の保温調理が目安ですが
内容量が少ない場合は、それより短い時間で冷めてしまう可能性があります。
サイズに合った保温調理器を使うか、
やはり再加熱をしてあげたほうが、無難です。
量が少ない場合は、2.8Lモデルがオススメです。
THERMOS 真空保温調理器 シャトルシェフ 2.8L アプリコット KBF-3000 APR
シャトルシェフは、便利すぎる為、放置して腐る。
そんな悲しい経験する前に、正しい使い方を知っておきましょう。
せっかく作ったシチューを、そのまま捨てる。
一日は立ち直れませんから。
シャトルシェフについては、下記記事も参考に。
→真空保温調理器はお得で便利。サーモスシャトルシェフを買ってみた。