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幼児向け通信教育といえば、ベネッセの「こどもちゃれんじ」。
親で有る私も子供の頃にお世話になった通信講座であり、
我が子たちも、なんだかんだで契約してきたサービス。
さすが老舗のベネッセ、凄いなと感心しつつ、
気になる点も少なからず有りましたので、
長年契約して気づいた点をまとめておきます。
私が子供の頃とは、内容もだいぶ進化してました。
もくじ
2023年12月号限定クリスマス特大号!
こどもちゃれんじでは、12月号からの入会者限定で、
クリスマスキャンペーンを実施中です。
クリスマス特大号は、いつもよりお得な特典が豊富なので、
申し込みにはバッチリのタイミング。
- 限定クリスマスBOXでお届け:申込締切2024年1月12日(金)
- シールで飾ろう!アドベントカレンダー:申込締切2023年12月25日(月)
- 12月号「まずは1ヵ月」キャンペーン:申込締切2023年12月17日(日)
豪華な入会特典もクリスマス仕様になっており、
クリスマスプレゼントとしても渡せる特別なデザインとなっています。
このクリスマスボックスは、
クリスマスキャンペーンで入会した人しか貰えないので、
現在受講中のお子様には届かない特別な物。
サンタさんからのプレゼントと併せてモチベーションアップです!
※新規入会の特典には期限があります、必ず申込前に公式HPをご確認下さい
こどもちゃれんじの料金システム
進研ゼミの「幼児講座」「おやこ講座」としてスタートした、ベネッセの通信講座。
今では「進研ゼミ」とは別サービスの「こどもちゃれんじ」となり、
「ぽけっと(2-3歳児)」「ほっぷ(年少)」
「すてっぷ(年中)」「じゃんぷ(年長)」と、年齢ごとに教材の名称が異なります。
0歳からの通信教育「baby(0-1歳)」、「ぷち(1-2歳)」もあり、
0歳から通信教育を受けられるのは、ベネッセだけなのです。
→幼児おすすめ通信教育教材の比較。こどもちゃれんじ、スマイルゼミ、Z会、ポピーの違い。
こどもちゃれんじの月額料金は「ぷち(1-2歳)」~「ほっぷ(3-4歳)」まで共通。
年中の「すてっぷ」から若干料金が上がります。
また、2022年度からは「すてっぷ(年中)」「じゃんぷ(年長)」で、
タブレット教材「こどもちゃれんじタッチ」が登場。
従来の紙教材に比べて、タブレット教材の方が料金が割高になっています。
こどもちゃれんじの料金
受講費(税込) 毎月払い | 受講費(税込) 12ヶ月分一括払い | |
---|---|---|
こどもちゃれんじ baby (0-1歳) | 2,310円 ※2023年生まれ | 15,652円(7回分) ~35,820円(18回分) |
こどもちゃれんじ ぷち (1-2歳) | 2,990円 | 29,520円 (2,460円x12回) |
こどもちゃれんじ ぽけっと (2-3歳) | 2,990円 | 29,520円 (2,460円x12回) |
こどもちゃれんじ ほっぷ (3-4歳:年少) | 2,990円 | 29,520円 (2,460円x12回) |
こどもちゃれんじ すてっぷ (4-5歳:年中) | 3,290円 紙教材 3,990円 タブレット | 32,760円 紙教材 38,760円 タブレット |
こどもちゃれんじ じゃんぷ (5-6歳:年長) | 3,290円 紙教材 3,990円 タブレット | 32,760円 紙教材 38,760円 タブレット |
チャレンジ1年生 (進研ゼミ 小学講座) | 4,020円 紙教材 4,020円 タブレット | 39,000円 紙教材 39,000円 タブレット |
ちなみに、小学講座の「チャレンジ」では、紙教材とタブレット教材で同じ料金になります。
いずれも紙とタブレットで、教材の内容は大きく異なるので、一概に値段だけでは選べませんけど。
→進研ゼミ チャレンジ(紙教材)とチャレンジタッチ(タブレット)両方契約して気づいた大きな違い
タブレット教材では「スマイルゼミ」も幼児(年少)から提供中。
スマイルゼミよりチャレンジタッチの方が安くて高性能なので・・・値段ならチャレンジタッチ。
→2023年チャレンジタッチ最新タブレットの違い。チャレンジパッド3、チャレンジタッチネオ、チャレンジタッチネクストの性能比較。
ただ、タブレット性能だけでは比較できない部分も多くあるので、
知識を学ぶならスマイルゼミ。難易度もスマイルゼミの方が高いです。
→【小学生】スマイルゼミとチャレンジタッチ徹底比較!両方契約して気づいた大きな違い。
こどもちゃれんじのメリット
教材の量が凄い多い
通信教育といえば、本で勉強するイメージですが、
「こどもちゃれんじ」は、冊子以外の教材が凄い豊富です。
メイン教材よりも、付録&知育玩具の量が多く、
とにかく毎月のインパクトが凄い。
参考までに、1年間で届いた教材。
2020年度の年少コース「ほっぷ」の内容です。
4月号は、入会特典付き。
5月号。
6月号。
7月号。
8月号。
9月号。
10月号。
11月号。
12月号。
1月号。
2月号。
3月号。
毎回、何らかの知育玩具が付いてくるので、
子供も「こどもちゃれんじ」が届くだけでテンションが上がる。
他社では、幼児向け通信教育は冊子メイン。
薄い封筒で届けられる量ですからね。
教材のバリエーションが豊富
教材のボリュームもさることながら、
教材のバランスっていうか、バリエーションが豊富です。
ワークブック、絵本、映像教材(DVD)、エデュトイ(知育玩具)・・・
我が子の3人も性格バラバラですが、
「こどもちゃれんじ」だけは、何らかの教材に喰いつきました。
ワークブックも、定番の読み書きだけでなく、
シールや、エデュトイを絡めて学ぶものも多く、
ワークブックの後半は、絵本となっており、
これも普通の絵本と違い、考えさせる内容になっている。
ワークブック最終ページには、毎回工作用のページも有る。
保護者向けの冊子まで付いており、
教材を通して、何を学ぶのか?どのように学ばと良いのか?
学ぶ理由までしっかりと考えられている。
ただやれば良いというわけでも無い、保護者も勉強になる教材なのです。
なにより「しまじろう」というキャラクターが素晴らしい。
「しまじろう」って、こどもちゃれんじから産まれたキャラクター。
専属のキャラクターが、既に子供に人気であり、
「しまじろう」ってだけで前向きにやってくれるのです。
キャラクターだけで子供のモチベーションが上がる。
キャラクターパワーって凄いです。
知育玩具(エデュトイ)が優秀
こどもちゃれんじの魅力といえば、
オリジナルの知育玩具「エデュトイ」。
毎月のように、子供の年齢に沿った玩具が付いてくるので、
玩具を選ぶ手間も無いし、知らない知育玩具が手に入る。
知育って前提も有るから、親も後ろめたい感じも無い。
エディトイは、ホントよく考えて、
「ぽけっと」で貰える音声タッチペンの「はてなくん」
定期的に届く教材とも連動しており、
絵本をタッチすると喋る仕組み・・・シンプルながら地味に感動しました。
こんな玩具有るなんて知らないし、
勝手に選んで色々送ってくれるってのは、
親も助かるし、親の視野も広がりますよね。
知育玩具って高額なので、定額で済むって利点も有る。
値段的な負担も少ないのです。
ひらがなパソコンとか、結構しっかりとした玩具も届く。
これも、定期的にひらがなカードが届き、徐々にコンテンツが増えて行く仕組み。
使い切りじゃないってのも、よく考えているんだなと。
デジタル教材も有る
紙の教材だけでなく、デジタルコンテンツまで有ります。
「しまじろうクラブアプリ」で、会員限定コンテンツが使えるようになります。
デジタルワークでは、タブレットを使って学べんだり。
教材で使う動画も、スマホやタブレットで視聴できるようになってます。
DVDも届くのですけど、正直DVD再生って面倒、
スマホで再生できるってラクですからね。
2021年3月末には、幼児向け動画配信サービス「Meecha!(ミーチャ)」も開始、
年間約400本の動画が見放題という、月額660円のサービスですが、
「こどもちゃれんじ」会員なら無料で見放題できるのです。
こどもちゃれんじのデメリット
微妙な玩具も多い
こどもちゃれんじは、付録や玩具が多いのですが、
正直、要らない玩具も多く、使い捨てレベルの玩具も多いです。
教材で使った後、どうしたら良いのか?わからない。
そうやって、どんどん溜まって行く微妙な玩具。
サイズもバラバラであり、収納まで考えられていない玩具が多く、
どうやって片付けるのか?
継続して使うエデュトイも多いので、
諦めて捨てる事もできないし、ホント困るのです。
紙ベースの教材は、繰り返し使えばビリビリになるし。
ちょっとずつ増えていくパーツも・・・ディアゴスティーニみたい。
ワークブックも、切ったり貼ったりが多く、
保管して繰り返して使うというよりも、1回使って終わりという感じ。
付録の冊子も薄くて管理が難しいし、
ワークブックは、絵本も一緒になっちゃってるので、
絵本だけとっておくとか、絵本だけ再び使うとかもしづらい。
紙工作を挟んでも飛び出まくるので・・・諦めて捨てた方が良いのかなと。
切りとった紙パーツなんて、絶対に紛失するからね。
要らない玩具は、ドンドン捨てるべきなんでしょうけど、
子供は嫌がるわけで、まぁ子供部屋は散らかります。
ワーク量は少ない
付録は多いけど、勉強量は少ないと感じました。
キッズワークは、薄くて紙質もペラペラ。
メインの絵本教材も、イラストやエディトイが有る分、エンタメ要素が強く、
工作も、全て用意されている感じが有る。
Z会ほど、やらせる感じ、親子で考える感じも無い気がしました。
→Z会幼児コース評判レビュー。契約して気づいたメリット・デメリット。
まぁ、これはこれでラクなんですけど。
チャレンジは、ボリュームの割に早く終わってしまうんですよね。
チラシが多い
ボリュームが多いと言いましたが、
ベネッセは、チラシ広告のボリュームも圧倒的に多いです。
毎月の冊子に、多くのチラシも入っているし、
教材の中にも、オプション講座の広告も多々有る。
親向け冊子の半分は広告。紙質もチラシ品質。
子供の誕生日には、バースデーの封書も届きましたが・・・
フォトブック引換券という・・・これも広告なのですよ。
玩具と一緒にチラシも大事にとっておいてる人も多いハズ。
毎月捨てるって作業、意外と労力使いますからね。
オプション講座等の選択肢が多い
ちゃれんじだけで、終わらないのがベネッセ。
「こどもちゃれんじプラス」というオプション講座も有り、
知育プラス、リズムダンスプラス、読み聞かせプラス・・・1号あたり545円。
更には、こどもちゃれんじEnglishという英語コースも有るし、
Worldwide Kidsという、高額英語コースまで有るのです。
いや、別に契約しなくて良いのですけど、
「ちゃれんじ」からステップアップみたいにされると気になるでしょ。
対象年齢 | 受講費(税込) | |
---|---|---|
こどもちゃれんじプラス 「リズムダンスプラス」 「読み聞かせプラス」 「表現プラス」 「知育プラス」 | 1-6歳 | 1号あたり545円 「リズムダンスプラス」は〈ぽけっと〉3月号まで 「読み聞かせプラス」は〈じゃんぷ〉3月号まで 「表現プラス」は〈ほっぷ〉3月号まで 「知育プラス」は〈じゃんぷ〉3月号まで ※ちゃれんじ会員以外は838円~ |
こどもちゃれんじプラス 「サイエンスプラス」 「プログラミングプラス」 | 4-6歳 | 1号あたり1,090円 「サイエンスプラス」は〈じゃんぷ〉2月号まで 「プログラミングプラス」は〈じゃんぷ〉3月号まで ※ちゃれんじ会員以外は1,676円~ |
こどもちゃれんじEnglish | 1-6歳 | 毎回払い3,490円 12回分一括37,680円(1回換算3,140円) ※ちゃれんじ会員以外は3,980円~ |
Worldwide Kids ※新規受付終了 | 0-8歳 | Stage0~6:支払総額352,704円 →月々4,100円(84回) ※初回12,404円 Stage1~6:支払総額308,616円 →月々3,600円(84回) ※初回9,816円 |
「こどもちゃれんじ」だけでも、
「3年保育タイプ」「保育園タイプ」「2年保育タイプ」と選択肢があるし、
年長さんの「じゃんぷ」からは、「総合コース」「思考力特化コース」が有る。
※年中(すてっぷ)の思考力特化コースは、廃止となりました。
通信教育だけでも、選択肢が有るのに、
「こどもちゃれんじ」の中にも、選択肢が有るのです。
進研ゼミも「紙教材」と「チャレンジタッチ」という選択肢。
どちらかに絞りきれない、完結しないってのは、どうなのかなと。
こどもちゃれんじの良さって、やっぱりエデュトイなので、
より上を目指すなら、「ちゃれんじ」じゃなくても良いと思ってますので。
解約方法が面倒
ベネッセの通信講座は、解約方法が面倒です。
オンラインでは解約できず、電話で解約しなければいけません。
申し込みは簡単で、解約が複雑なダークパターン。
解約時に理由を聞かれ、引き止められましたので。
→「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」の解約方法。ベネッセ退会時の注意点。
「こどもちゃれんじ」には、最低利用期間も2ヶ月という縛りもあり、
単月契約できないデメリットも有り、
資料請求すれば、必ず電話営業も有りますからね。
→こどもちゃれんじの資料請求してみた。体験教材の内容とその感想。
教材は、素晴らしいと思うのですけど、こういうところは苦手です。
こどもちゃれんじまとめ
幼児向け通信講座は、色々と試して来ましたが、
やはり老舗の「こどもちゃれんじ」は定番であり、
最初のとっかかりとしては間違いないですね。
付録&玩具のボリュームを圧倒的に多いし、費用も格安、
教材のバランスも良く、なにより子供ウケが良いですね。
他の通信講座では、教材が届いて子供が喜ぶという事は無いし、
安心して与えられる知育玩具だけでも価値は有るかなと。
幼児向け通信講座全てに言えることですが、
親子で取り組むというのが前提であり、
子供は勝手にはやってくれません。
そういった点でも、こどもちゃれんじは、一番ハードルが低い。
いかに勉強感無く楽しませるか・・・という点も徹底している。
ただ、他教材に比べ、エンタメ要素が強いので、この辺は一長一短。
難易度が低い分、どの教材も浅く広くなので、
ある程度、方向性が決まったら、特化した教材にしても良いかなと。
→幼児おすすめ通信教育教材の比較。こどもちゃれんじ、スマイルゼミ、Z会、ポピーの違い。
例えば、中途半端なデジタル玩具を増やすなら、
タブレット教材のスマイルゼミを選んだ方が良いとも思うのです。
→スマイルゼミ幼児コース評判レビュー。契約して気づいたメリット・デメリット。
これから契約する人へアドバイスするなら、
教材や玩具には固執せず、使い終わったら諦めて捨てる。
ちょっとでも使わないなと思ったら、面倒でも解約手続きをする。
一括払いでも、差額は返金してくれますので。
親も子供も断捨離スキルが必要なんですよね。